2020スマイルフラワープロジェクト

2021/11/12 09:59

◆むつみ園芸組合様
「むつみ園芸組合」さんは、兵庫県・淡路島では歴史あるスプレーカーネーションの生産者さんたちのグループです。
昭和時代に、6名の若い青年たちが立ち上げました。
当時から最先端の栽培方法や革新的な取り組みを続けられてきました。

その生産・出荷には、こだわりがたっぷりです。

「まっすぐに。4輪、つくように。」
しゃん!としてまっすぐ、そして花色のきれいなカーネーションを作ること。
そう栽培のこだわりを教えてくださったのは、お父様のあとを継いで栽培を行っている地主さん。

「お花屋さんや飾る人にとって、どんなカーネーションだったら喜ばれるだろう」と、
試行錯誤・研究を重ねながら、高品質のスプレーカーネーションにこだわって生産されております。

◆高品質へのこだわり
高品質なカーネーションを市場に出すことにこだわりがある、むつみ園芸さま。

例えば、「まごめ」といって、スプレーカーネーションには自然についている、小さな「つぼみのようなもの」があります。
お客様が「つぼみ」と間違えて「咲かない…」なんてことにならないよう、市場に出す前に、取っています。
それは、なんと「目視と手作業」です。1本、1本、すべてのカーネーションに手間がかかっています。

また、咲き具合の違うお花をmixして出荷することも。
「つぼみ」がまだかたいくてお花が咲くのはしばらく先のもの、やわらかくてもうすぐ咲くもの、すでに咲き始めているもの…。
そうすることで、お客様の楽しみが増えるかも、と地主さんの気配りです。
◆さまざまな工夫
ほかにも、ハウスではまだ実験段階だそうですが、「炭酸ガス」処理が行われていました。
炭酸ガスにより光合成を促進することで、茎がしっかりし、花付きが良くなり、発色もよくなるというもの。

まだ名前の無い新品種のテスト栽培もしたりと、とにかく新しい取り組みをされています。
(新品種のテスト栽培が任されているのは、種苗会社さんからの信頼が厚い証です)

◆自然はコントロールできない
今年の生産状況はというと、夏の気温の高さに加え、雨日が多く、大変だったそうです。
高温が続くと、「ガク割れ」といって、つぼみが割れてしまう現象が起こります。
雨により日照りが少ないと、「リン飛び」といって、枝のフォーメーションが崩れてしまいます。
どちらも「規格外品」となってしまいます。

日照りのことは、どうにもできません。
コントロールができない自然が相手、ご苦労はたくさんあるはず。

◆輸入品に押されるカーネーション
実は、カーネーションは切り花のなかでも輸入品の占める割合がとても多いお花です。
安価な南米産のカーネーションにより、国産の、高品質だけど少し高めのカーネーション市場が縮小しています。

◆国産のお花を!
サンサンと明るい太陽の光が降り注ぐ淡路島で、太陽のような笑顔の生産者さんたちに育てられたスプレーカーネーション達。
ぜひ国産のカーネーションを飾って、日本の農業を元気にしませんか☆

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