2020スマイルフラワープロジェクト

2025/10/17 17:53

2025年9月7日~14日に開催された大阪万博「イタリアンウィーク」。
この期間中、イタリア館のエントランス装花を担当させていただきました。

今回のテーマは、イタリアを象徴するスポーツイベントのひとつ「ジロ・デ・イタリア」‍。
世界三大自転車ロードレースのひとつでもあるこの大会のエネルギーを花で表現。

会場にはイタリア製のロードバイクがずらりと並びます。
それらを囲むように赤・白・緑のイタリアンカラーの花やグリーンで彩りを添えました。
アートフラワーと生花を組み合わせた装飾は、情熱と洗練が共存するイタリアらしさを象徴しています。

この装花に使用されたお花たちは、主に「JFT姫路生花」さまよりご協賛いただきました。
また、弊社のある富山の生産者さまからもご協賛いただきました。
誠にありがとうございます。
装飾されたエントランスの生花のメンテナンスは、弊社グループ会社の大阪のスタッフたちが行ってくださいました。
イタリアンウィークの期間中、まだ会場が開場する前の早朝に、毎朝行いました。

9月12日は富山からも応援に。
その日は富山の生産者さまも現地に赴き、スタッフとともに空間づくりに一役買っていただきました。


また、9月12日の夜には、EXPOホール「シャインハット」にて開催されたオペラ公演の終演後、出演者の皆さまへ花束の贈呈も行いました。
もちろん、花束もイタリアンカラー!
舞台の余韻が残る中、感謝と敬意を込めた花の贈り物は、公演にさらなる華を添える瞬間となりました。
このように花は、空間を飾るだけではなく、「文化」と「感動」をつなぐ存在でもあります。

私たちが進める「スマイルフラワープロジェクト」も、まさにそんな“花のチカラ”を信じて生まれた取り組みです。

日常の中でお花を楽しむことが、結果として花の消費拡大や、生産者さんの応援につながり、花のある暮らしがもっと広がっていく──。そう信じて、日々活動を続けています。

そして、旬の花を選んで飾るという小さな選択の積み重ねが、フラワーロスの削減にもつながっていくのです。

万博という大舞台で、装花と花束贈呈という2つのシーンを通じて、多くの人に花の魅力を届けることができたことは、弊社にとっても大きな一歩でした。
お花をご協賛くださった産地のみなさま、現地で力を合わせてくださったスタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも花を通じて、文化・感動・笑顔を届ける活動を続けてまいります。