2023/07/13 20:29
夏の行事のひとつ、お盆。ご先祖様や故人を偲ぶ季節です。
◆お盆は、2種類ある!?
お盆には旧盆と新盆があります。
違いは、行われる時期。内容には違いはありません。
7月に行われるものは新盆、8月に行われるものは旧盆と呼ばれます。
全国的にみると旧盆の地域がほとんどですが、東京や神奈川、静岡、熊本の一部などは新盆の地域です。
◆新盆と旧盆と、ふたつのお盆がある理由
これは、明治6年から、日本でグレゴリオ暦が使われるようになった影響です。
もともと、お盆は江戸時代までは8月に行われておりました。
それが、明治6年の改暦により、7月15日がお盆にふさわしいとされました。
しかし、7月半ばのこの時期は、農家の人々が農作業に追われて忙しく手が回らないため、
旧暦のお盆の時期に近い8月15日を中心に、1ヶ月遅れてお盆が行われるようになりました。
それが旧盆です。
◆お供え花の起源エピソード
お盆には、仏壇やお墓に、お花を供える習慣があります。
これは、お釈迦様が、まだ修行時代のころ。
ある時、高僧が近くに来られることを、お釈迦様は知りました。「何かお渡ししたい」思いましたが、何も持っていません。
そこで、近くの花売りの女性から、ハスのお花を買って渡しました。これが仏教がお花を供える起源だと考えられています。
◆お花を供える理由
私たちが、お花をお供えする理由は、
「ご先祖様への感謝の気持ち」と「故人を大切に思う気持ち」です。
お花を飾り、手を合わせることで、ご先祖様や故人との会話となります。
◆お供え花に適した花
花もちが良いお花や、優しい色合いのお花が適しています。
菊(マム)=夏でも花もちが良く、長く咲いてくれるため
ユリ=夏が旬のお花。圧倒的な存在感と、優雅な香り
トルコキキョウ=優しい色合いと、優雅な花姿
リンドウ=暑さに強いお花。きりりとした青色。
バラのようなトゲがあるお花は基本的にNGです。
◆お供え花に適したカート紹介
優しい色合いのお花で、お供え花の切花やアレンジメントをご用意しております。
ぜひご利用くださいませ。
帰省できないけれど、ご実家にお届けしてしたい方へ。
洋風のものも入っていますので、こじゃれた雰囲気となります。
優雅な花姿と香り。