2020/07/23 10:21
◆ビクトリーブーケをご存知でしょうか?
表彰台に上がり、メダルを首にかけてもらう。
選手の輝く瞬間、その手にメダルと一緒に贈られるのが「ビクトリーブーケ」です。
◆ブーケのデザインテーマは「復興」
今大会のコンセプトでもあった「復興」のシンボルとして、今回のビクトリーブーケには、
2011年の東日本大震災で被災した地域で育てられた花を中心にデザインがされました(デザイン提案:日本花き振興協議会)。
そして、本番では約5000個ものブーケが用意され、メダリストへと贈られる予定でした。
ところが、コロナ禍により大会が中止となり、お花の行き先が急に途絶えてしまいました。
しかし、お花は1~3年前から作付けされ、育っています。
需要が無くなったからといっても、お花が消えるわけではありません。そのまま育てるしかないのです。
そして、お花は適正な出荷時期を逃すと枯れてしまう、命ある存在です。
大切に育てられ、美しく咲いた花たちが、その行き場を失っています。
ビクトリーブーケは幻となってしまいました。
◆花農家の方の想いがこもったお花たち
ここまでの事態は、未だかつてなかったことです。
二次災害として、今後の花の作付けにも、影響が出てくる見込みです。
なぜなら、花農家さんは、お花の出荷による収入によって、次の作付けをするからです。
収入が無くなると、農家さんは次のお花が作ることができなくなります。
現実に、廃業を選んだ農家さんも出てきています。
◆幻のビクトリーブーケを自宅で作りませんか?
メダリストの首に飾られるはずだったビクトリーブーケ。
幻となってしまったブーケを、お家で作って、飾りませんか。
「スマイルフラワープロジェクト」では、オリジナルの花材セットをご用意させていただきました。
花色は、イエロー&ブルーといった爽やかな夏らしい彩り。
入荷する花材は、東日本大震災にて被災された地域で生産された花々からセレクトして、お届けいたします。
家族に、友人に。
頼りになる先輩に。
励ましたい後輩に。
いつもの頑張りを称えて、ブーケを贈りませんか。